安売り競争を脱するブランディングコンセプトの作り方|「価格」ではなく「在り方」で選ばれる戦略

「相見積もりになると必ず安い方に流れる」
「一生懸命提案しても、最後は値引きを求められる」
そんな経験はありませんか?
価格競争に巻き込まれている最大の理由は、あなたの商品の質が低いからではありません。
お客様に「他との違い」を正しく伝えられていないからです。
中小企業や個人事業主が大手や競合に価格で対抗しても、勝てないのが現実です。
そこで、高単価でも「あなたにお願いしたい」と指名されるための、
ブランディングのポイントを解説します。
なぜ「安売り」のループから抜け出せないのか?
「機能」や「スペック」だけで勝負しているから
お客様は「良い商品」を買っているわけではありません。
その商品で『自分はどんな未来を得られるのか』がイメージできた時に購入するのです。
どれだけ
- 美味しさやデザインにこだわったコーヒー
- 業界No.1の技術
- 最新技術と優れたデザイン性
を説明しても、
- サードプレイス(家でも仕事場でもない、居心地の良い場所)
- 1000曲をポケットに
- 吸引力が落ちないただ一つの掃除機
の方が、その商品やサービスを手に入れた時の「自分がどんな体験をしているか」が
イメージしやすいので買いたい!となるのです。
顧客にとって「比較しやすい項目」しか提示できていない
例えば
- スキルの高さ
- 価格
- スピード勝負
など、他社と比較しやすい内容では、一度は購入していただけるかもしれませんが、
その後は乗り換えられてしまったり、何となく買わなくなったり。
事業にとって重要である『継続』にもつながりません。
価格競争の末路は、心身の疲弊と事業の停滞
価格競争はキリがありません。
例えばデザイナー業界も、クラウドソーシングが出て、
デザイナーではない人でもデザインを叩き売ることができるようになり、
そこから価格破壊が加速しました。
もう少し市場を広げて日本の飲食店業界を見ても同様です。
価格競争を行なってきた結果、適正価格では売れず、
お店の利益を確保できなくなり、維持できなくなるのはよくあることです。
価格で勝負をせず、お店のブランディングを大事にしているお店は
コーラが1杯1000円でも人が来ています。
短期的には売り上げが上がるかもしれませんが、
長期的に事業を見据えた時にはリスクが大きいのが価格競争です。
高単価でも選ばれる事業に共通する「3つの条件」
1、圧倒的な「一貫性」
AIがバナーもホームページも作ってくれるようになった現代ですが、
AIが(今の時点で)苦手としていることは
・一貫性
・デザインに根拠を持つこと
・顧客の潜在的な悩みに辿り着くこと
です。つまり成果を出す上で一番大切な部分がまだ未熟です。
お客様が見て「ここなら安心」と思える見せ方は、
見た目、発信、サービス内容がすべて繋がっていることです。
どこから見ても一貫した在り方を保っていることで
人は安心をしてくださるのです。
この一貫した在り方に欠かせないのが事業の「コンセプト」です。
ブランディングの根幹を整えておくことが大前提です。
※コンセプトの作り方が分からない方は、この記事から読んでいただくと理解を一層深めることができます。

2、顧客が気づいていない「悩み」を言語化している
デザイン制作を例に挙げて説明しましょう。
経営者や事業主は「集客できない」という表面的な悩みは自覚していますが、その真の原因には気づいていません。
<自覚している悩み>
「今のサイト、なんとなく古臭いしダサい気がする。新しく作り直したい。」
<潜在的な悩み>
違和感の正体は、デザインの古さではなく『今のあなたの事業フェーズ』と『外側の見せ方』のズレ。
ステージが上がった現在の事業に、数年前の『とりあえず作った服』が合わなくなっているだけ。
こうしてみると、原因は『サイトの古さ』ではなく、『見せ方と現状の不一致』ということがわかります。
するとモヤモヤの原因が分かり、解決策と希望が見えてきます。
3、「デザイン」を変える前に、「ターゲット」を整える
デザインは、
- 見てくださる方の直感に働きかける
- 相手目線で必要な情報の整形
- 相手を引き込むための構成を引き立たせる
などなど、重要な役割を担っています。
しかしここをデザインしていくためには、相手を知らないことには
刺さるものは作れません。
となると、『万人受け』がいかにリスクか分かると思います。
もし今ターゲットが「20〜40代」「男性でも女性でも」のように的が大きすぎる場合には、
一度サービスの戦略から立て直すことをお勧めします。
※当方では以下の事業の基盤を作るサービスも展開しています。
高単価へのシフトを成功させる第一歩
表面的な値上げではなく、提供価値(ベネフィット)の再定義
単純に「値上げします」をすると、お客様にとってはコストが増えることに意識がいってしまい、顧客離れの原因になることもあります。
大切なのは
「なぜ値上がりするのか」
「値上がりしてでも得ることができる利点」
を明確にしておくことが大切です。
24時間働いてくれる「選ばれるための導線(Webサイト)」を構築する
ただ保有するだけでは意味がありません。
ですが、戦力になってくれるホームページは、こちらが休んでいても営業部隊として活動し続けてくれます。
- 何となく業者さんに頼んでHPを持っているけど放置
- 作ってはいるけどそこから集客できたことが殆どない
のような現状であれば、リニューアルも視野に入れて早急に「パートナーになり得るHP」にしていくことがお勧めです。
まとめ
- 「機能」や「スペック」だけで勝負しないこと
- 価格勝負など、他社と比較して選ばれるような事業にしないこと
- 一貫性を保ち、潜在的な悩みまでターゲット理解をすること
- 提供価値を明確にしておくこと
- 価値のある導線を持っておくこと
ここまでいかがでしたでしょうか。
安売りはあなたにとっても、良質なのサービスを受けられない顧客にとっても、よくありません。
価格競争に巻き込まれないよう、今からしっかりと対策していきましょう。
「今の価格設定に違和感がある」
「自社の本当の価値をどう伝えればいいか分からない」という方は、
そのモヤモヤを一度整理してみませんか?
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※毎月の受付枠には限りがございます。
